【まつりレポ】豪華すぎる共演。四大踊り夜会。前編
踊る阿呆に 見る阿呆
同じ阿呆なら 踊らにゃそんそん♪
こんばんは、現場のおゆきです。
ただいま私は四大踊り夜会の会場に来ております。
まつりバカであり踊りバカな私にとって、いてもたってもという感じのこちらのイベント。
半ば引き寄せられるように会場に付きましたが…
駐車場が空いていません!ヾ((;゚Д゚)))どうしよう!
観光バスがぼんぼん泊まっています!ヾ((;゚Д゚)))盆踊り以来だよ!
早くもてんやわんやな展開です。
ライブさながらの連貼りですよ。
しかし…
この普段と違う町の光景に、おまつり騒ぎの予感に、
さらにこころおどるのが羽後町民の“もへ”魂。※
今回は出演側でないのが非常に残念で仕方ありませんが、見学もまた修業。
素晴らしい踊りの豪華共演を、じっくりとハンカチを噛みしめながらお伝えしようと思います。(○`・ェ・)ノ
※もへ…楽しいことがあると、その場をさらに楽しく盛り上げたくなる気質のこと。
しかし、「それって、お調子者ってこと?」と聞くとたいがい「うーん…」と唸られる。何かが違うらしい。
ちなみに町外の人はこの言葉を知らないらしく、羽後町独自の方言なのではと推測される。おみやげ、焼きそばの屋台も集合。
会場内は予想以上のにぎわい!!
なんでも来場客の7割以上が町外からのお越しで、
湯沢市内のホテルも満室になったという情報が入ってきました。
来るのはきっとほとんど町民なんだろうなぁと、正直たかをくくっていました。すみません。
でも一体なぜこんなに…。
と、思い返してみる今回のラインナップ。
・西馬音内盆踊り(日本三大盆踊り)
・郡上おどり(日本三大盆踊り)
・高円寺阿波踊り(本場徳島県の阿波踊りが日本三大盆踊り)
・おわら風の盆(3日間で30万人の観光客が訪れる、西馬音内よりも大規模な盆踊り)
(゚д゚ )
あの…
これ…
日本三大盆踊り+おわら風の盆じゃ…
四大踊り夜会なんてさらっと言ってますけど、
これ、ほとんど
日本四大盆踊り夜会じゃん!!!(((゚◇゚ ;)))
私、ここにきて、地元の本気を感じました。
町をあげたもへっぷりが半端ないレベルにきています。
ラジオ体操、のど自慢、そしてさりげないバター餅便乗…
楽しいことを全力で楽しむこの町が大好きです。
うっかり閉じてしまう雰囲気になってしまいましたが、
宴の始まりはここからですよ!
演目順にレポートしていきますので、どうぞお付き合いくださいませ☆(o^-^o)
一、西馬音内盆踊り(秋田県羽後町)
力強い囃子が始まると同時に、踊り手が入場。
今回は男性の踊り手さんを見ることもできましたよ☆(画像右)
今回の出演は西馬音内盆踊り保存会さん。
本場の踊りが会場に冴えわたります。
真剣に見ていたら、隣にいたおばあさんが
「何年ぶりに見だべなぁ。本番だとあまり混むようになってなぁ。」
と話してくれました。
一緒に手振りで踊りながら見ていたおばあさん、とても嬉しそうでしたよ♡(*^-^*)
他の踊りと比較して、際立ったのは衣装の美しさ!
端縫いや藍染めの衣装がいかに特徴的かを実感しました。
西馬音内盆踊りは、もともと披露することを趣旨としておらず、
地域の伝統行事としてひっそりと行われてきました。
そのためか、囃子の音色も、踊りのかたちも、良い意味で洗練しきらない。原石のような素朴さを感じました。
見せることを意識し、自分の技術をどこまでも洗練したものにする、例えるならよさこいのようなステージの踊りとは対照的。
現に、西馬音内盆踊りには自己流に走ることを戒める教えがあります。
脱・自己流。
おゆきも教えを受けているのですが、難しいんだこれが(ノд・。)
よさこいとの両立は本当に至難です。
でも伝統を受け継ぐって、そういうことなんですよね。
やみくもにかたちを変えてはいけない。
熟練の踊り手さんになると、踊り方を使い分けしているという話を聞いたことがあります。
自分の踊り方と、西馬音内の踊り方。
むかーし、むかし。
さんさ踊りの由来はこちらの公式HPで♪
“岩手”の名前の由来も載っていますよ。(○ ・ェ・)ノねぇねぇ知ってる?
センターを務めるのはミスさんさのお三方♡
というかミスさんささん以外の皆さんもべっぴんさん揃い。
そしてその踊りのとても活発なこと!
見目良し、踊り良し、元気良し☆三拍子揃ってるなんてうらやましい☆o(≧∇≦)o
途中で入る「サッコラチョイワヤッセー」という掛け声。
サッコラは、漢字で書くと「幸呼来」
幸せが来ますようにという願いが込められているそうです☆゚.+:。(・д・*)゚.+:。
概要にも“職場、学校などでチームを組んでの団体参加が基本”とあるように、
見せるための踊り・ステージの踊りに近いものを感じました。
踊りはやっぱり団体で比較したり、競い合ったりすることで磨かれたりもしますからね。
気になる太鼓の寸法ですが、直径1尺7寸(約50㎝)が標準で
もっと気になる重さは…
6kgから7kg!!!∑(・д・)なんですって!?
それでもお姉さんは踊る踊る。
あんまり軽快に踊るので太鼓が重そうに見えないんですよ!
当日は輪踊りの際に「さんさ・おへれんせ師匠(おへれんせ=お入りなさい)
」という黄色いタスキをかけた方がいらっしゃって、一般の観覧客さんに踊り方を教えてくださるそうですよ♪(’ー’*)
さんさ踊りのおすすめ読み物はこちら☆
ぜひぜひ調べてみてくださいね!
三、郡上おどり(岐阜県郡上市)
羽後町の「踊り夜会」シリーズは2006年ごろから行われてきていますが、
こちらの郡上おどりは今回が初☆ご来町!(≧∇≦)ありがとうございまーす!
郡上八幡観光協会さんのHPはこちら☆
始まるや否や、
衝撃でした。
「かわさき」という曲。(画像左)
このけら(?)を着た男性が輪になってゆっくり足踏みしながら踊るんです。
手踊り的なものがくるという先入観があったため、予想外も予想外。
調べてみれば、第二の衝撃。
郡上おどりは
7月中旬から9月上旬まで一ヶ月半行われるスーパーロングラン盆踊り。
中でもお盆の時期に行われる…その名も「徹夜踊り」
こちらは、朝の5時ころまで踊るそうです。(((゚◇゚ )))ひぇー
それだけロングランなので、踊りの種類も10種類あるらしく盛りだくさん☆
踊りの曲は終盤になるにつれどんどん激しいものに!
しかし、お客さんを見てみると、身振り手振りで真似をしながら見ている方がたくさん!
振りがなじみやすいんですかね??
とまた調べてみると…
郡上おどりは西馬音内とは対照的に、誰でも参加できる踊りとして打ち出していて♪
当日の会場は、観客よりも踊り手の方が圧倒的に多いらしいです!
うん、なんだかわかる気がします。
これだけ楽しそうだと、観に来たつもりでも踊りたくなっちゃいますよっ♪ヽ(*^∀^*)/
郡上おどりについてのおすすめレポはこちら★
なんと!貸衣装も変装おどりもあるらしいじゃないですか!!
おゆきの行ってみたいおまつりリストに入りましたぁ☆
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今回のレポート。
本当はさらっといこうと思ったのに、やっぱりだめでした♡
みなさんにたくさん感動と発見をお届けしたくて、
そして同じくらい血が騒いで騒いで大騒ぎで、
一回に収めるのは困難と判断しました。(’∀’;)ありゃー。
次回は後編☆
高円寺阿波踊りとおわら風の盆の模様をお伝えいたします♪
*おゆき*
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