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2012年5月30日 (水)

こっそり小町の練習会

5月 市内某所にて

小町娘さんの練習におじゃましてきました。

Img_5167


こちら、湯沢市(旧雄勝町)の小野地区は、

平安時代の歌人「小野小町」が生まれ、その生涯を遂げた地と言われています。


小野小町は絶世の美女としても有名ですよね。

お米のあきたこまち、秋田新幹線こまちこまちスタジアム…

旧雄勝町に限らず、秋田県内には小町にちなんだものがたくさんあります。


思えばそう、

このブログの名前にも…。

Imga31e0b4bpsos7w_3この時代、美人さんは後ろ姿で描かれることが多かったそうです。
理由は「どんな美人でも、必ず好みが分かれるものだから」とのこと。

多分それだけではなくて、
隠されるとより興味をそそられる、美貌への期待が膨らむ。
そんな人間の心理をも突いているのではないかとも思います。

ここ、湯沢市では、その年毎に7人の小町娘が市内から選ばれ、

一年間、県や湯沢市の観光PRのために各地に赴きます。

その小町娘さんたちの初のお目見えが

毎年6月に行われる「小町まつり」です。(今年は6月9日、10日の土日です。)

この晴れの日に向け、小町娘さんたちは連日連夜、所作や作法の稽古をされています。

Komachi2_2

先輩小町さんから指導を受けます。

市女笠の角度から歩き方まで、お互いに確認し合います。
反省点や目標をつづった日誌も。

一人一人が高い意識を持って、練習に臨んでいるのが伝わってきます。


Img_5173_2

しずしずと歩きます。

一歩一歩というより、

半歩、半歩。

本当にゆっくり。

しゃなり、しゃなり、と。凛とした姿が美しいです。

Komachi3_5


ひときわ“しゃん”と伸びた背筋。

この後全ての小町が和歌を奉納し着席するまで、
彼女はこの姿勢を保ち続けていました。

最後の小町さんも微動だにせず、奉納の時を待ちます。




今回はじめて小町娘さんの練習におじゃましましたが、

思わず鳴った喉の音が、他の人に聞こえているんじゃないかと思うくらい、

静かで、厳かな空気が流れていました。

この練習を毎晩…と思うと、頭が下がる思いです。



ずっと座っていて足がしびれないのだろうか、

腕がプルプルひきつってこないのだろうかなどと感心してしまいますが、

彼女らも最初はきっと、つらかったのではないかと思います。



強い意志を持ち、自分に磨きをかける。

その積み重ねの先で得たものはまた、強く、美しいものなのでしょうね。

彼女らの凛とした佇まいがそれを物語っているようでした。

Komachi_2


美は一日にして成らず。


せっかく日本に生まれたならば、

“女子力”よりもまず、

“やまとなでしこ”のこころ。


今年の小町まつり6月9日(土)、10日(日)

Komachidou

芍薬の花薫る小町堂にて、お待ちしております。


おゆきでしたcherryblossom

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